HOMEステンレス板金加工ノウハウ集材バリ取りのポイント
バリが残っていることによる、製品の影響として、その安全性への問題点があります。
厨房機器のように直接触れるものに関し、バリが残っていた場合、怪我の原因となるのみならず、衛生面にも課題を残すこととなってしまいます。
バリが残っていることによる、加工への影響としては、長さなどの精度に問題が発生することが挙げられます。
例えば曲げ工程において、バリが残っていた場合、バックゲージへの突き当てにより、曲げ寸法が狂ってしまうことにもつながります。
バリを処理する際、カエリが発生しては安全性等の改善がなされたとは言えません。
バリ取り時には、処理の際に発生するカエリに注意して処理をすすめる必要があります。
バリ処理に関し、求められる程度には差があります。
次工程に影響しない程度でよいのか、最終製品として肌に触れる部分にあるものなのか、その用途や目的に応じて、バリ処理に使用するサンダーの番手を選択します。