HOMEステンレス板金加工ノウハウ集材出荷前、検査のポイント
短納期対応やロット数に応じて、バリ・キズ・錆びや、加工漏れなど、様々な品質面での問題が発生することがあります。
こうした問題点は、板金製品を部品とする最終製品の製造段階に、また製品が使用される場での安全面などに影響を及ぼしてしまい、発注側の信頼に関わることもあります。
板金製品は、複数の工程を経て出荷されます。
このとき、最終工程以前の加工でミスが発生していると、後の工程に影響が出ることはもちろん、欠陥のある部品に加工を施す時間・コストといった、生産性の面での影響がでることとなります。
板金製品は、そのロット数に応じて、ピック検査を行うことで、歩留りを向上させることができます。
板金製品は複数の職人が関わりますので、第三者が最終チェックを行うことにより、思い込みなどによるミスを防ぐことも可能です。
発注前に検査体制を確認することも、加工業者選びの際重要なポイントとなります。
複数工程を経る加工の場合、次工程に移る前に細かいチェックを行う、工程内検査が有効です。
出荷される状態になるまで、各工程終了後に検査を徹底することで、生産性のロスを最小限に抑えることができます。